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【プチおこです】レアカードにも必要なリアリティ/ふがし

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やってて感じた不思議な違和感。カードゲームの妙なトコ。
そんなもどかしさをグイッと指摘する今回。元編集者、
ふがしのちょっとマジメな【プチおこです】コラムです。

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本当に『ハマッて』いるのか『ハマらされて』いるのか

「歴史上の偉人達がカードになってバトルをする」みたいなゲーム。スマホなどではたまに目にします。なんとなくメジャー感もあり、手を出したという方も多いのでは?

けどアレ、ぼくらの知っている『偉人の知識』を前提になりたっているわけじゃないですか。
全く知らない偉人を当然のように、誰でも知っているが如く、ぽんっと出す。

誰もが歴史に詳しい訳じゃないのにですよ!

つまり訳がわからない間に「そんな存在がカードとなって戦闘をするゲームをあなたがするのです!」となるともうウソをつきすぎていていつしか遊ぶのがキツくなっちゃうものです。感情移入は実はできていなかったのですね。

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納得できるリアリティを出せ

「歴史上の偉人→カードバトル」。これは上で述べた様に説得力がありません。 トンデモな発想からスタートしても全然いいんですが、第三者が手にとったとき、そこそこ納得いくリアリティを注入できてあるのかが勝負になってくる気がします。『悪魔が魂のとりあいをした結果、相手をカード(魂)にしてしまう』これならまだイメージできるのですが。

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美麗な絵で釣るだけじゃあね

「様々なクリエイターが描いた、美麗な歴史キャラのカードが沢山登場」。これで終わっちゃってる作品も多いように思います。これはとてももったいないと感じます。ここでも現実感をもたせた設定や物語を描けるかが鍵になるはず。おっぱいでっかいお姉ちゃんの絵にどこぞかの武将の名前がついてるいるだけ。これはカードゲームが好きな方や、さすがの歴史好きな方ですら頭がショートしてカードを集める気分もおきなくなります。
美麗な絵が見たいのであったら、Webで星の数ほど閲覧できるので。

 

 

クリエイターよ大志を抱け

「歴史カードバトル」では「過去の世界に住む偉人達は、数分間だけカードから具現化してバトルする力を手に入れた」みたいなことを平気でやっちゃってアイデアもリアリティも無さ過ぎる。
それに、プレイヤーが単に「強者を求める為にカードを集める」だけではキツい気がします。強いものを求めて…なんていうのは今の時代には興味がもたれない設定だし。

つまり人間、行動原理は「このカードの人と仲良くなりたい」ほうが共感ができるんです。カードゲームにラブコメ調をプラスして。プレイボーイ・ガールで有名、な恋愛の達人な偉人(英雄色を好むと言いますし)そういったものをいれこんでリアリティをプラスして。
さらにコメディに近いような楽しいやりとりを加えるとなおよいでしょう。ただし注意点。コメディで大事なのは日常感です。ドタバタしてもいいんですが、ドタバタのノリが歴史上の偉人達の方に引っ張られると共感しづらくなります。現代人の感性に合わせることが大事です。学校とか、日常生活をしっかり描いた上での歴史上の偉人達とのドラマがおこる。みたいな。
たかがカードゲーム。ですが、単に美しいカードだけでは人の心は掴めません。しっかりとしたドラマや設定を描かないと人は魅せられないものです。

ふがしhugasi

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