【ゲーム大学】はさまざまなゲームに関する
謎、疑問がスパッとわかるゲーム雑学コラム。
第三回目『ローグライクゲーム』って何?

ローグライク、ゲーム
ローグライク。つまりはローグみたいな、という意味である。好き、ではないほうのライクだ。スペルは同じだけれどね。ではローグとは一体どんなゲームなのか。ニコニコ大百科によると
ローグ(Rogue)とは1980年、コンピューターRPG黎明期に公表されたダンジョン探索型コンピュータRPGである。
コンピューターRPGの元祖の一つでありながら完成度が異常に高く、寝食問わず熱中したプレイヤーが後を立たなかった。
とある。(ここ、後半重要なのでよく覚えておくように。)
これだけではローグというゲームがイマイチわからないのでさらなる特長を挙げてみる。
ローグライクゲームの特長
◆経験値式でレベルが上がる。
◆毎回プレイするたびに違うダンジョンがランダム生成される。
◆時間経過がなく戦闘はターン制。
◆マップは歩いてみないとわからない。
◆死ぬとやりなおしがきかない。アイテムも全損。
◆ゆえにコンティニューなど無し。
◆なんらかの行動により腹が減る。食料を補給しなければならない。
不便かつ面倒なユーザーに厳しいシステムと言えばそれまでだが、その難易度や挑戦するたびに変わるダンジョンなど好きな人にとってはたまらないシステムといえよう。死んだらおしまい。時間が水の泡に。せっかくあつめたアイテムもパー。そのような人間のし好をマゾという。
ちなみに国内では不思議のダンジョン系がこれに当てはまる。ユーザーライクなグラフィックや親切な設計があるので必ずしもローグライクが全てマゾゲーというわけではない。
ただし空腹度のシステムは多くのゲームに搭載されている。ゲーム中ぐらい食べる事から解放されたいと思うのは私だけではあるまい。なのにこのシステムがなくならないのは何故か。元祖ローグをプレイし寝食を忘れ、死んでしまったプレイヤー達の怨念であろうか。
例えば、満腹度が100%回復する大きいおにぎりを20/100%の時に食べると、20%分だけ無駄になってしまう。満腹度は生死に関わるので、無駄が出ないまで食べないようにしよう。
突き詰めていけば、満腹の時に草や肉を食べるのも無駄があると言える。食糧が本当に厳しいときは、そこまで考えないといけない。風来のシレンWIKIより引用
20%の数字で管理せねばならない……まるでスーパーの値引きを思い起こさせる。妻のデモニカにおつかいを頼まれ20%引きなどで好物のからあげを購入した時は逆鱗に触れたものだったが……
ヲホン。ええ、お腹が減ってきましたね。
今日の講義はここまで!
『わしなんて半額しか買わないぞよ』
『なお講義の引用以外の内容は教授の主観に基づくものであり