本作のキーワード「ハードコアネオンスラッシャー」
クールでパンク、そしてダークネスな世界観が魅力。
この夏スイッチで登場します。

ファントムトリガー(PHANTOM TORIGGER)はウクライナのインディーズタイトル。この夏スイッチでもリリースが決定しました。(※英語版)ご覧の通りクールでダークな世界観が魅力です。
システムはさまざまに姿をかえる不気味かつ美しいネオンカラーに彩られたダンジョンを攻略するもの。ボスやシナリオに軸があるのでローグライクが苦手な人でもアクションRPG寄りなのでご安心を。スタッフ曰く「エルダースクロール3のアップグレード要素+デビルメイクライの斬撃アクション」とのことで期待が高まります。
気になるストーリーはSFファンの好物そのもの。主人公はSTANと呼ばれる男。現実的な世界で暮らしているメンズなのですが、彼はこちらの世界と画像のようなダンジョン世界を行き来するうちに自我を見失いはじめます。えらいこっちゃ…エンディングは複数あるとのこと、かなりイヤ〜な結末を迎える流れもありそう…。
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現実と虚構的世界を行き来するテーマ、また自分の存在そのものが危うくなるテーマを含むSF作品は多数あります。例えば近年ドラマ化された映画「12モンキーズ」では使命をおった男が、自分は精神病ではないのか?と疑問に思ってしまい…。という葛藤がなされます。またリメイクされた映画「トータルリコール」では架空現実を体験しようとしたら、今の自分の記憶こそが作られたモノだと気づき…という展開がありました。そしてかの名作「ブレードランナー」では追う者と追われる側の境界があいまいになっていくテーマが作品全体に影を落とします。(ディレクターズカット版がよりその傾向が強いです)
ファントムトリガーの「画像と動画」から見て解る限りですが、そうしたSFの香りに加えクトゥルー的世界観、あるいはヘルボーイのようなアポカリプティックなガジェットがおぞましい雰囲気を盛り上げているようです。こうしたハード寄りのSFをテーマにしたゲームは大手メーカーから出る事は少ないので期待して待ちたいですね。




